つくばみらい市のアート教室 Factory of Dreams ロビー展がありました
明日は、アートクラスのロビー展という日、スタジオの明かりがついています。誰かいるのだろうかとドアを開けると、そこには一人、アートクラス担当の順先生がいました。
スタジオの床一面に並べられた絵・絵・絵・・・・・
どうやら、出展する作品を選んでいる様です。
それにしても何と沢山あることでしょう!
果たして、搬入された作品は・・・・・
沢山の絵や粘土、段ボール工作、果ては布を縫製したものまで、所狭しと並べられていました。
生徒1人分のスペースは、パネル1枚と90cm幅の机です。そこに、一人一人の思いが込められた作品が並べられています。「なるべく沢山飾ってあげたいなと思って」と、順先生。そこに、生徒一人一人の「思い」を受け止めてくれる順先生の優しさを感じるのです。作品を並べ終えたのは、入場ギリギリでした。

1年生から6年生まで、学年順に並んだ作品をみていくと、年齢とともに作風やタッチが変わっていくことに気づきます。
特にデッサンは、高学年になるにつれて、立体感や陰影なども表現されるようになり、成長がとても良く見て取れます。
もちろん、それぞれの個性や好きな物は本当に多様で、それが作品にとても良く表れています。
絵や作品のタイトルも子どもたちの発想の豊かさを感じさせます。
作品展が始まってしばらくすると、作品が壊れてしまってすごく悲しくなって、順先生と今直していると耳にしました。
様子を見に行くと、机の上に置けずに床に置いてあった作品が壊れてしまった様でした。
先生と1年生のKちゃんとで、一生懸命に直していました。
それは、段ボールの「自動販売機」でした。
外から見ると、段ボールに穴を開けたシンプルなものなのですが、何と!その中には、販売する物がちゃんと入っていて、それがまた、とてもカラフルで素敵に作られているのです。
外からは見えない所にこんなものが入っているなんて!!と、とても驚きました。
こういう子どもの感性を壊さない様に、順先生は、シンプルな「箱」の自動販売機を、これはこれで「作品」として展示したのでしょう。
なんてすてきな生徒と先生なのでしょう!!と、一生懸命直している二人を見て、とても温かい気持ちになりました。
アートは、テクニックを教えるのか、心に感じたものを表現する楽しさを経験させるのか、難しい所もあると思います。
作品展を見てくださった絵が好きなお客様に、如何ですかと問うと、「いいんじゃないんですか」
そして、こうおっしゃってくださいました。
「最後はね、技術じゃなくて心だから」
確かに、技術はあるけれど、感じるものや感動するものが無くなってしまったら、作品は作れません。
逆に、感じるものや感動があれば、それを表現するための手段は選べますし、テクニックは、後からついて来るのです。
特にアートはそうだと思います。
音を媒体とするダンスや楽器は、音感とリズム感という、幼少期にしか身に付かないものが必要ですが。
もう一つ大切なことは、良いもの、美しい物を見る眼を育てることでしょうか。
美術館などで作品を観て感動するのも良いでしょう。
自然や景色や街並みに感動したり、宝石店のギャラリーを観たりウィンドウショッピングも良いでしょう。
動物や植物、虫、星空・・・・感動できるものは沢山あります。
また、沢山遊ぶことも。想像力を培ってくれるに違いありません。
心が動いた時に、それを絵や工作で表現してみる。
子ども時代は、そうであることがとても大切だなと、改めて思いました。
沢山のことに感動し、思いを馳せ、想像し、心豊かに成長して欲しいと願ったロビー展でした。









