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コラム

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アートクラスにお邪魔しました

カテゴリ: アート

Factory of Dreamsのクラスは、アートもピアノもダンスもミュージカルも、そしてヒューマンベイシスクラスまで、どのクラスも子どもたちがとても楽し気で、開放感があります。子どもたちの発想や感じるものが大切にされている所も当スタジオのレッスンの特徴です。そして、これらは、教育の根本でもあるのです。

 

節分の少し前、アートクラスの教室を訪ねました。

小学生のクラスは、皆集中していて、シーンとしています。順先生が流してくれているBGMだけが聴こえて来ます。

 

この日は、「立体と平面で鬼を作ってみる」というテーマでした。

それぞれ自由に色をチョイスし、顔の表情なども自由に表現します。

が、、、、、

違うものになる生徒も。

寧ろ、大きい生徒さんほど、どうしたら個性を出せるか、色々と考えて作っています。そこがステイタスになっているみたいです。

そして、それを見て触発される下の学年の生徒さんたち。

指導する順先生は、どの子にも、「いいねえ」と声をかけます。

 

そう、表現することは、どれも正解なのですね。

その人が感じるもの、作ってみたいものを形にしていくことの方が、決められたものを作るよりも大切にされるべきで、「生み出す力」「創造する力」が育っていくのです。

 

アートクラスのレッスンを見ていて、Factory of Dreamsのレッスンは、先見の明があるなと思ったのですが、実は、先生方は、今も昔も子どもの育ちに必要なものは根本的には変わらないと気づいているのです。確かに、新たな時代を切り開いてきた人々は、昔から創造的な人たちでした。

そして、無の所から新しいものを生み出す力こそ、生き抜く力になって行くに違いないのです。

 

写真は、出来上がった作品です。

色使いも、鬼たちの表情も、鬼じゃない作品も、どれもみんな良いですよね!!

 

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つくばみらい市の表現(ダンス・ピアノ・ミュージカル)教室  本当に大切なものは目には見えない

カテゴリ: 全体・その他

先日、スタジオの先生方とこんな話をしました。

「体を使って表現するってさあ、まず、聴くことと、体と脳をつなげていくことだよね。」

「生徒が〇〇オーディションに受かりましたとかさあ、△△コンクールで優勝しましたとか、そういうことじゃないんだよね。」

「でも、そういうことは目に見えるし、わかりやすいし。私たちの指導を評価する基準になるものって、やっぱり目に見えるものだから。」

「本当に大切なものは、目には見えないんだって。」

「そっか・・・・・星の王子様だね。」

「この見えないものを大切にしているから、結果的に私たちは、子どもたちの『夢を育んで叶えてあげられる』んだと思う。」

言い換えれば、「目に見えない大切なことを、私たちが求め続けながら、子どもたちを大切に育てる」結果がスタジオの理念の「夢を育み夢を叶えるスタジオ」につながっているということですね。

 

実際に、オーディションやコンクール、受験に受かっている生徒さんもいるのですが、これは、あくまでも結果だと思っています。私たちにとっては、目的ではないのです。

 

音を聴く→感じる→合わせる→体と脳をつなげる→より良い表現になる

この様な土台が無い上に、小さいうちからバーレッスンやピアノの指の練習をしても、どうでしょうね。

子どもの頃に良い結果を出しても、途中で伸び悩み、心が折れてしまい、全くやらなくなってしまった人を沢山見ています。

踊り過ぎて脚や腰を痛めてしまったり、ピアノを弾きすぎて腱鞘炎になってしまって夢をあきらめてしまった人も多く見て来ています。

 

ピアノのクラスでボールを使ったり、ダンスやミュージカルのクラスでリズム打ちをしたりは、一見、そのレッスンとは無関係の様(目には見えにくい)ですが、関係大ありなのです。

 

下の写真は、ダンスクラスの基礎レッスンです。

ロープをまたいで「パー ケン パー ケン」「パー 前クロス パー 後ろクロス」をしながら、手は別の動きをするものです。

まずは、音を聴きます。

次に「パー ケン パー ケン」体の内部で躍動感を感じながら、音に合わせて跳びます。

実は、体を動かすと音が聴こえなくなってしまう、体を上手く使えないなどで、ここまでが出来ない生徒さんも多いのです。

でも諦めずに積み重ねていくと、必ず出来る様になっていきます。

これが出来る様になると、音に合わせて手と足と違う動作をすることで、耳と脳と体を沢山使っていくのです。そしてそれらがつながり、コントロールできるようになり、より良い表現が出来る様になります。これが、リトミックの基本です。

 

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基礎、それは土台ですから、建物の上からは見えないのです。

それは、とても大切で、建物を建て始まってから補強するには、時間と手間が何倍も必要になります。今まで積み上げてきたものを一度壊さなければならないこともあります。

 

上記の様な、しっかりとした土台の上に、一つ一つのパーツをきちんと積み上げ、しっかりと接着していって、初めて大きな建物が出来るのですね。

この接着の部分や美観もとても大切です。

これは、また別の機会にお話したいと思います。

つくばみらい市ピアノ教室  両手奏の苦手意識の解消法

カテゴリ: 音楽・ピアノ

かつてピアノを習ったことがある保護者の皆様がピアノの練習で大変だったこと、そして先生方が苦労する所、多分、両手奏ではないでしょうか。

多くの方は、片手なら弾けるのに、両手だと難しいですよね。

それは、そうです。違うことをそれぞれやるのですから。

すごく頭を使いますよね。

 

実は、これ、リトミックの手法で、簡単に解決します。

何故か、リトミックはリトミック、ピアノはピアノって考えられがちです。

それを一つの流れで捉えてレッスンしていくのです。

難しい部分の両手のリズムを先生は、両手で弾きます。

別に、その曲じゃなくても、リズムステップみたいに即興で良いのです。

1.まずは、「聴く」ところから。

2.次に、聴きながら、それに合わせて簡単な方のリズムを敲く

3.両手でスティックなどでトレーニングする

4.ピアノでそのリズムのみ弾く。

  例えば、左手がドで右手はミなどでもOK

5.少しずつ本来の音で弾いていく

すぐ出来そうなら、4.から始めても出来ます。

メロディとリズムと一緒だから、難しいのですね。

リズムに特化するのです。

リズムが出来たら、少しずつメロディックにしていくのです。

「おお、すごいね、出来たね」と魔法をかけながら(笑)

 

近々、インスタに動画を上げますね。

 

あまり器用ではなくて、時間がかかる生徒さんも、この方法で、必ず弾ける様になっていきます。

この積み重ねは実力になっていきます。

そして、小学4年生くらいになると、ピアノが弾けることがその子の自信になっていきます。

不器用な子ほど、誰でも弾ける訳ではない「ピアノ」というツールを通して、人生が変わっていくのを、どれほど見て来たことでしょう。

 

ピアノが上達する魔法、人生を変えていく魔法、色々とあります。

知りたい方には、喜んでお教えいたします。

リトミックって何ですか?②

以前、リトミックって何?という記事を、このコラムに書きました。

そこで、私は、「リトミックとは、音楽・ダンス・演劇など、体を使う芸術表現への考察や提言と言ったら良いでしょうか。」と書きました。

 

今日は、ダルクローズの「リズムと音楽と教育」を訳した板野平先生の、この訳書の冒頭にある、「訳者序」から、少しご紹介したいと思います。

 

まず、ダルクローズを、こう紹介しています。

“著者のエミール・ジャック・ダルクローズは、1865年にウィーンで生まれ、1950年にジュネーブで没するまで、音楽、舞踏、演劇など芸術の多分野にわたり、また、作曲家として、リトミックの教育法創案者として、多岐にわたり天才的でエネルギッシュな業績を残した人である。シャンソン、音楽劇、室内楽曲など多数作曲するかたわら、殆ど全ヨーロッパにわたって、音楽会、あるいはジュネーブ音楽院教授として音楽理論、ソルフェージュなどの公開教授にあった。”

 

更に

“わが国においても、大正初年、作曲家山田耕筰(*1)がこのリトミックに注目し、自らリトミックを習得し、西洋音楽を日本に紹介し理解させるためにはリトミックの研究が重要と考え、導入したようである。日本人としてリトミックを研究した最初の人は、おそらくこの山田耕筰であろうと思われる。ついで伊藤道郎(舞踏家)、小林宗作(元国立音楽大学講師)(*2)、天野蝶(東京女子体育大学教授)(*3)の各氏がダルクローズ教育の普及に尽力され、現在に至っている。”

と日本での普及のきっかけを述べています。

 

翻訳の意図としては、

“(前略)全国的にリトミックが普及されつつあり、実践的内容ばかりでなく、リトミックの教育的、芸術的理念、理論を知ろうとする人々に少しでも応えたいということと、そして私自身、リトミックがただ単なる教育上の方法ではなく、その背景に広大な理念、精神が流れていることを常々強く感じていたため、その内容を、ダルクローズ自身の著作に正しく当たってみたいとの希望を持っていたことにもよるのである。”

 

リトミックの普及や現場の状況や展望については、こうも語っています。

”必ずしも正しくリトミックが実施され、理解されたかどうか。ひとつには、リトミック教育では指導者に決して高い技術を要求しないとしても、高度な音楽性、芸術性、特に想像力と教育的センスを求めるため、正しい実践、理解という点では、まだまだ理想的には普及されていないのかも知れない。またこの論文集でも随所に散見できるように、リトミックは人間の外的表出力ばかりでなく、内面的感覚機能の鋭敏化とか発達などを求めていくこともあって、リトミックの教育課程を理解とか把握し難い面もあるものと思われる。“

 

そして、この「訳者序」の最後には、こう書かれています。

”心理学的、生理学的観点にもたっているこのリトミック教育は、今後ともわが国の学校教育その他の分野で素晴らしく貢献するものと確信するが、本書は、音楽家とか音楽教師だけでなく、舞踏家、演劇家、また家庭にある人においても人間としての教育に深い示唆を与えるものとして熟読玩味するべき書である。“

 

これを読んだだけでも、少しばかりの方法論を学んで、安易に「リトミック教えます」とは言えなくなりますね。(ため息)

ダルクローズの他の著書も含めて、「幼児教育」特に、3歳くらいまでの教育に限定して書かれているものを私は知りません。

一つ挙げるならば、この著書の中に、「音楽とこども」という項目があります。ここには、ピアノを習い始める前の子どもたちに必要なことが書かれています。

Factory of Dreamsのレッスンが、ダンスやピアノやミュージカルのレッスンを受ける前に、是非受けて欲しい「ヒューマンベイシス」でレッスンしていることと一致します。

しかし、これは、ダルクローズが「リトミック」と称して述べていることの本当に本当に一部にしか過ぎませんんので、やはり、私たちは、0歳児から3歳児(4歳まで)のレッスンは、ヒューマンベイシスと呼びたいのです。

 

板野先生が述べている「教育的、芸術的理念、理論を知ろうとする人々」の一部でありたいと願っているFactory of Dreamsのスタッフたちは、リトミックの本質的な学びを強く求めています。

もしも、学べる機関などご存知の方がありましたら、是非、お知らせ頂きたいです。

 

私たちは、ダルクローズの時代には解明されていなかった、「人間は、人生の中の初期の段階(幼児期)に脳が発達してしまう」ことも学び、参考にしながら、方法論を構築しています。

ダルクローズの研究と実践は。彼が大学で教えている中で、「学生たちが和声が苦手(別の機会にこのお話もしたいです)」であることから始まったそうです。

その対象が大学生から始まったのですね。

実は、私たちも、それと同じ様な経験をしています。

それらが、脳科学的な見地に立った幼児教育、表現教育についての模索につながっていきます。

これらもまた、別の機会にお話いたしましょう。

 

やはり、「リトミックとは、音楽・ダンス・演劇など、体を使う芸術表現への考察や提言」であって、幼稚園に入る前の習い事ではないのですね。

 

*1 山田耕筰:赤とんぼ、この道などの作曲者。西洋音楽の普及に努めた

*2 小林宗作 トットちゃんの恩師でもある

*3 天野蝶 天野式リトミックで知られる

つくばみらい市の幼児教室(リトミック) 先生が与える音楽

少し前に、3歳~4歳の習い事という所で、「良く聴き、合わせる」というお話をしました。

ここで問題なのが、子どもたちに与えるべき音楽です。

私たちのホームページを良くご覧になって参考にしてくださっている先生方も多いようですので、そういう方の参考に、また、保護者の方々には、教室選びの参考になれば幸いです。

 

というのは、音が出ていれば何でも良いという訳ではないのです。

幼児は、コンサートの入場制限もありますし、なかなか生の演奏を聴く機会がありません。

ですから、毎回のレッスンで聴く「音」は、とてもとても重要なのです。これからの人生を左右するくらいに。

音感覚が出来上がってしまう幼児期に耳にする先生の弾くピアノや歌う歌が、生の音楽経験の殆どなのです。

この事実を、特にリトミックや幼児教育に携わる先生方には十分に心して頂きたいのです。

 

「良く聴いて」という音楽が、上質でなかったら、残念な結果になってしまいますからね。

更に、それに合わない動きを何となくしていても違和感がないなどという様なことは、避けたいですよね。

 

保護者の皆様は、体験レッスンに参加なさった時に、先生のピアノや歌が心地よいか、また聴きたいなと思うかは、大きな判断基準になります。

大切なお子様の将来のために、是非、良い音楽に触れられる教室をお選び頂きたいと思っています。

 

そして、先生方への提言です。

まず、先生のピアノが一定のテンポや拍子の中で演奏されなければなりません。

何しろ、人生で初めての生の音を与える先生ですのでね。

  

そして、音の配置にも気を配りたい所です。

特に左手が、密集配置で、ガシャンとならない様にしたいものです。

ピアノが弾ける先生であれば、是非、ショパンの楽譜などを見て、参考にしてくださいね。

以下に、楽譜を上げてみますね。

 

chopin1

 

chopin2

 

ベースと、それ以外の音は、離れていることに気づかれることでしょう。

特別な効果を出す以外は、低い音は乖離配置もしくは、それ以上に離れています。

ショパンと同じにいかないまでも、大いに参考になりますね。

4分音符や2分音符でしたら、左手は、オクターブか単音で弾いて、右手で音を重ねるのも、美しく響くコツです。

 

もう一つ、アーティキュレーションと言いますか、レガートなのか、スタッカートなのか、マルカートなのか、音のエネルギーがどう次の音につながっているのかを、自らが体の中で感じてアウトプットしなければなりません。

子どもは、それを聴いて感じて動く訳ですから。

 

先生方には、美しいピアノと歌を是非提供して欲しいと願っています。

軽やかで美しい音で、ステップ伴奏が弾ける様になりたい、借用和音や転調の仕方や色んな調で弾けるようになることを学びたい、色んなジャンルの音楽が演奏できる様になりたい、逆にシンプルでも生きた演奏をしたい、その様な向上心のある先生が、このコラムをお読みくださったら、是非、勉強してください。

勿論、いつでも、喜んでお教えいたします。

 

子どもたちの音感、リズム感、そして音楽的なセンスは、私たち与える側の技量やセンスに委ねられているのです。

ここが、それぞれが表現者として活動してきた私たちが、幼児教育に力を注ぐ理由でもあります。

体を使うすべての表現芸術につながる塩塚さんの発声レッスン

カテゴリ: 全体・その他

私たちFactory of Dreamsの講師たちに大きな影響を与えてくださっている芸術家の一人に、テノール歌手の塩塚隆則さんが、いらっしゃいます。

 

どの様なことかと言いますと、

まず、ご自分の専門に対する向き合い方です。

常に求めることを止まず、レッスンの度に新しいことを提供してくださいます。

何と、それらは、体を使って表現する全てのことに通じるのです。

ミュージカルクラス、ダンスクラス、ピアノクラス、もちろん発声のレッスンの質の向上につながっています。

 

感覚的な指導や、やたらと練習することの強要、精神論が優先される指導などが多い表現芸術の世界に対し、彼は、一石を投じる存在だと思っています。

私たちは、常に根本を求め、論理を大切に、そして楽しく指導してくださるその姿勢と内容から、毎回、大切なものを得ています。

 

先日、劇団クリエで塩塚さんをお招きして、レッスン会がありました。

全体レッスン、その後の個人レッスンの間も、私たちは、ずっと塩塚さんの指導の場にいます。

個人レッスンの時、ダンス指導や振付をしている美穂先生が、塩塚さんの言葉を耳にすると、稽古場の隅に立って、手を上げたりつま先立ちしたりしていました。

レッスンの後で、

「いやあ、色んなことがつながりました。

そう、脇の下なんですよね。それから、膜。」

と。

(具体的に知りたい方は、是非、美穂先生のバレエ基礎のレッスンを受けてください)

 

塩塚さんのレッスンを受けることで、役者たちが声を出す前に、舞台に立つ姿勢そのものが変わってきます。

体の軸、骨膜への意識などは、体を使って表現する全てのものの基本なのですね。

でも、これを、体の構造や機能という視点からしっかりと紐解いている芸術家は、非常に少ないのです。

だから、私たちは、手探りや感覚で、これを求めてしまいます。

ひいては、精神論的な言葉や、才能の有無などで片づけてしまいます。

 

劇団クリエの役者たちだけでなく、クリエのスタッフであり、Studio Factory of Dreamsの講師である私たちにとっても、今回も得ることが沢山あったレッスンでした。

 

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3歳から4歳の時期の習い事

今回は、3歳から4歳になる年齢の、3歳児クラスについて、ご紹介しましょう。

 

年少さんのこの時期、何か習い事を始めたい、と、考えるご両親も多いのではないでしょうか。

Factory of Dreamsはダンス、ピアノ、ミュージカル、そしてアートと、沢山の表現芸術を学ぶクラスがあります。

これらのレッスンを始める前に、是非、受けて頂きたいクラスが、ヒューマンベイシスクラスです。

何故なら、その後の表現力の大きな素地となるからです。

 

0歳から2歳くらいまでは、聴こえてくるものに合わせて体を動かしたり、リズムをたたいたりしてきます。

3歳児のクラスは、聴いて合わせることを沢山していきます。

楽しい雰囲気の中で、しっかりと「聴く」力を育てるのです。

何となく聴くのではなく、良く聴くのです。そして、良く合わせるのです。かなり徹底して、これを行います。

ここが、Factory of Dreamsのレッスンの特徴の一つです。

音感もリズム感も表現力も、しっかりと身に付きます。

そして、その上のクラスに行ったときには、ダンスやピアノが、みるみる上達していきます。

主体的に楽しく表現できるので、更に上達していきます。

 

Factory of Dreamsの3歳児クラスのレッスンは、1年間での到達目標を明確に挙げています。

ビートに合わせて体を動かしたり、歩いたり楽器をたたいたり出来るようになる。

スキップやケンケンが出来る様になる。

ステップが踏める様になる。

拍子の聴き分けが出来る。

リズムのまねっこが出来る。

カノンや複リズムの2つ以上の音の中での聴き分けが出来る。

5指が独立して動く様になる。

他にも沢山到達目標があります。

ほぼ全員が、その目標に到達できるのは、一つずつ、少しずつプロセスを踏んでレッスンしていくからです。

そして、きめ細かく対応出来る指導者がいるからです。

 

素晴らしいカリキュラムがあっても、日々の子どもたちの様子を把握して臨機応変に対応出来る、工夫しながらレッスン出来る、そういう良き指導者がいなければ叶いません。

大学で専門教育を受けたり、どこかで資格を取るだけでは、良き指導者とは言えません。

子どもたちをよく見、判断し、経験を積んでいくことが大切です。

常に、疑問を持ち、興味を持ち、学び続けることも必要です。

そして、何よりも、子どもたちを愛することです。

愛があっても方法がなければ教育は出来ませんし、方法があっても愛がなければ、これもまた、子どもたちは育ちません。

私たちは、子どもたちの育ちを長いスパンの中で見ています。その中で、「今、何が大切か」を見て日々のレッスンを組み立て、臨んでいるのです。

 

それぞれがプロの表現者として活動してきた私たちが、人を育てる中で辿り着いた所、それが、ヒューマンベイシスのカリキュラムです。

実は、成果が見えにくいこのレッスン、なかなか理解が得られないのですが、その先のクラスに進むと、「何を得て来たのか」やっと見える様になります。

でも、タイムマシンは無いので、時間を巻き戻すことは出来ません。

この記事を目にされた方は、是非、ヒューマンベイシスの体験レッスンをご検討ください。

表現ワークショップであなたの学校、園、職場などに伺います

カテゴリ: 全体・その他

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一昨日は、みらい平の次の駅「みどりの」駅近くの、みどりの学園義務教育学校に行って来ました。

8年生(中学2年生に該当)を対象にして、「コミュニケーション」をテーマに、お芝居、ピアノの即興演奏、ダンスをやりました。

お芝居では、「どこにフォーカスするか(自分の焦点を当てるか)」というテーマで、

1自分、2相手 3全体

を意識することを実際にお芝居をしながら体感しました。

 

ピアノは、生徒さんからお題をもらっての即興を中心に、こちらも、弾く人と聴く人のコミュニケーションを体感。

 

そして、ダンスは、音があって踊るものなので、音楽、それをれを聴く自分、表現する自分を意識して、踊りました。

 

以下の写真は、10月に、みどり流星こども園に伺った時のものです。

 

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こちらは、12月の劇の発表に向けての、表現ワークショップです。

「宇宙に飛び出せ」という園の歌に振付をして歌った後、ロケットに乗って宇宙に出発しました。

 

表現芸術はコミュニケーションなのです。

私たちFactory of Dreamsのスタッフは、長らく劇団クリエでミュージカル作品の制作を手掛けて来ました。

そして、ヒューマンベイシスクラスのレッスンを積み重ねて来た私たちでもあります。

ですから、対象が大人でも幼児でも対応出来、色んな形のワークショップも出来るのです。

現在、大学での表現ワークショップも計画中です。

 

年齢、コミュニティを問わず、幅広く、コミュニケーションスキルを上げるためのワークショップをいたします。

ご興味がある方は、是非、お問い合わせください。

つくばみらい市 リトミック(ヒューマンベイシス)クラスの創作 大きな木

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これは、ヒューマンベイシス(リトミック)クラスのお友だちの作品です。

大きい模造紙2枚分の大作です。

 

下の写真は、一心にハサミでチョキチョキしている2歳児クラスのお友だち。

 

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更にその下は、3歳児クラスのお友だち。

 

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皆で大きな木になって、沢山の葉っぱをピアノに合わせて、ヒラヒラとした表現の後で、

「みんなも葉っぱを切ろうか」と、好きな色、大きさ、形の葉っぱを、年齢に合わせたやり方で切りました。

次のレッスンでは、大きな木の好きな場所に、それぞれが切った葉っぱを貼りました。

1歳児のクラスが葉っぱを貼った時は、こんな感じでした。

 

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全クラス合わせると・・・・・

冒頭の大きな木になったのです。

そして、アートクラスのお友だちの落ち葉のリースとコラボ。

玄関に貼られた大きな作品は、圧巻です。

一人一人が小さな手で切っている時には想像できなかった作品になりました。

こんなダイナミックな経験が出来るのも、とてもすてきですね。

 

1歳~3歳のクラスでは、体や手を使うことで脳を多いに刺激するレッスンをしています。

その中で、心も沢山動かしていきます。

 

ヒューマンベイシスのレッスンを経験して、1年生になっているお友だちのお母さまが、こんなことをおっしゃっていました。

「表現力がありますね。何をやって来たのですか?って、色んな所で聞かれるんですよ。ヒューマンベイシスのレッスンはすごく良い経験だったと、今になって、思います。」

と。

 

その時には、形として見えないけれど、確実に子どもたちを育てていくレッスン。

それが、私たちが提唱している、この、ヒューマンベイシスなのです。

 

リトミックの論文が書かれたダルクローズの時代には、まだまだ、4歳くらいまでの脳の発達については研究が進んでいませんでした。ですので、脳科学的な見地に立ったレッスンは、やっぱり、ヒューマンベイシスと呼びたいのです。

何かを掴めた時の感動

カテゴリ: ダンス

何かを掴めた時の感動〜ダンスクラス講師 梅原美穂〜

 

2年前からスタジオに通い始めた高校1年生のHちゃん。

コンテンポラリーダンスやジャズダンスをベースに、将来は踊りを職業に、と考えている子です。

「それならば、バレエは必須」と伝えたところ、ダンス中級クラスからバレエの個人レッスンに切り替えました。

この夏には1ヶ月半の単身LAダンス留学を果たし、たくさんの経験を積んできました。

「でも、やっぱりまだまだ基礎ができていないことも痛感しました」とも。

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