音楽は立体構造?! つくばみらい市のリトミック教室・ダンス教室・ピアノ教室・ミュージカル教室
私(上原)がずっと答えを求めていたことがあります。
それは、
何故、私の生徒たちは、ピアノを楽しんでいるだけでほとんどの生徒にソルフェージュの力がついているのだろうか?
何故、見ていて気持ちの良いダンスとそうでないダンスがあるのだろうか?
これだけ長く音楽に携わっていても、この疑問の答えがなかなかみつかりませんでした。
Factory of Dreamsのスタジオを立ち上げてから、複数の先生方と、「子どもたちが生まれながらに持っているもの、後から教育によって育てられるもの」について話す機会がとても多くなり、また、このスタジオでのレッスンが5年経ったこともあり、生徒さんがレッスンを始める年齢が、音楽を捉える力に大きく関わっていることも実感するようになりました。
そして、音楽は立体構造なのだと、改めて思うのです。
音楽の構造と、音を聴く力が身に付くプロセスをお話したいと思います。
まず、タンタンタンタン・・・・・と歩いたり手を敲いたりしてみると、これが「拍」になりますね。
拍を2つ、3つまたは4つずつ括って、低い音などを入れると、これが拍子になります。
2拍子、3拍子、4拍子です。
そして、それに合わせて歌ったりメロディーを弾いたりすると、音楽を一定の秩序の中で捉えられるのです。
このタンタンタンタンという一括り毎にハーモニーを付けて行くと、更に豊かになり、音楽のイメージが広がります。
1・2・3・4の1の所で鳴る低い音に高さを付けてベースで弾き、2・3・4で鳴る軽い後打ちをギターでコードを付けて弾くと、そこに拍子とハーモニーが生まれます。
メロデーは、その上に乗っているのです。
これだけで3段構造です。
更に、対旋律(メロディー以外に入っているもう一つののメロディー)や、メロディーを伸ばしている所に入っている俗に「おかず」と言われる間を埋めるものがあったりします。
音楽は、大まかに言うと、これらで作られています。まさに、多重の立体構造です。
そして、それらを、ベース・ギター・ヴォーカルが担います。キーボードが間に入ったりもします。これにドラムが入ると、更に躍動感が増します。
そして、それらがバラバラに良く聴こえる耳を持つことが、ソルフェージュの力や、ダンスを踊っていて音を感じる力になっていくのです。
訓練しなくても出来る人もいます。が、多くの場合は、メロディは良く聴こえるけれど、その他の音は、何となくそれに付随しているものの様に聴こえているのです。
「拍」・「拍子」が聴きとれない状態で、ピアノやダンス、ミュージカルのレッスンに来る生徒さんが実に多いのです。
では、なぜ私の生徒は、音を聴く力やソルフェージュの力が付くのか?
それは、タンタンタンタン・・・・を聞いて合わせる所からレッスンが始まり、ベースが入った拍子を聴き分け表現することを毎回のレッスンでやり、更に、先生のピアノを聴いて合わせることをしているのです。
素のリズムを聴くことから始めて、先生のピアノを聴きながらそれと一緒に合わせて弾くこと、仲間とアンサンブルをして他のパートを聴くことなどが、日常のレッスンの中で自然になされているから、特に音感教育と銘打ってやらなくても、所謂音楽の基礎力がついているのだと、やっとわかって来たのです。
そして、ここが、将来大きな違いになっていくのだということにも、やっと最近気づいたのです。
今では、ダンスクラス、ミュージカルクラスでも、聴く、合わせる、合わせて動くことを毎回のレッスンでやっています。
その効果は、確実に表れています。
年齢が低ければ低いほどその効果がはっきりと感じられます。
生徒たちが、それを実証してくれています。
最近は、ヒューマンベイシス出身の生徒さんが、外のレッスンなどで「何をやってきたの?」と良く聞かれる様です。
音に対する反応や表現力が全く違うからです。
そう、それは、立体構造の音楽がちゃんと聴こえるからなのです。
これは、早ければ早いほど効果がありますので、是非、ヒューマンベイシスクラスからの受講をお勧めします。
既にその年齢が過ぎてしまっている場合も、なるべく早くレッスンを始めて欲しいです。
音楽を媒体とする表現芸術は、全て、この音楽の立体構造を聴きながら表現していくものですから。
つくばみらい市の幼児教室 大分に出張レッスンに行って来ました
8月後半、私たちFactory of Dreamsのスタッフは、5日間、大分県佐伯市に滞在し、様々なワークショップをして来ました。
これは、つくば市出身で佐伯市在住の大西衿沙さんの実に熱心な各団体への働きかけで実現しました。
1日目は、別府温泉を堪能。
そして、2日目は、子育て支援室主催の0歳児から3歳児までのヒューマンベイシス・リトミックワークショップでした。
大西さんが、「こんなことをやりたい」と、子育て支援室長に電話をすると、何と、5分ほどで、この企画が決まったそうです。
「とにかく、本物、良いものを佐伯の子どもたちにも経験してもらいたい!!」そんな彼女の熱意が伝わったのでしょう。
当日、会場のさくらホールを訪れると、
程よい広さのお部屋、そして、「絶対に借りたかった」という、スタインウェイのフルコンサートグランドが!!
ピアノは、良く手入れをされていて、私の思いをとても良く表現してくれます。お部屋も程よい響きがあり、更にピアノの音が生きて聴こえました。
私たちも実に楽しく、そして心が癒されたひと時になりました。



以下、沢山ありますが、皆さんの感想を掲載いたしますね。
数時間の関わりで講座を通して
上原先生がピアノや音楽を愛していること
みほ先生が人やダンスが大好きなこと
順先生が素晴らしいアーティストでみほ先生やクラスのみんなをあたたかくフォローしていることが伝わって
私も人と人との関わり方がすごく勉強になりました(参加者の感想)
ヒューマンベイシスリトミック参加者感想
<ねんね・はいはいクラス>
・子どもがスカーフをとても喜びました ×2人
・豪華なピアノの演奏で体を動かせて楽しかったです
・ピアノの演奏と手遊びが楽しかった
・本物のピアノと一緒にできたことが嬉しかった。
・ピアノが素晴らしくてずっと観ていました
・絵本をリズムにのって読んでいたのが良かった × 3 人
・子どもがノリノリになり、眠たくなる時間だったのに寝なかった
・「だるまさん」の絵本が良かった。子どもが好きでよく家でも読むが、ピアノと一緒に読
んでもらってとても良かった。
・全部良かった!!また参加したい
・家でも読み聞かせはしているが、絵とピアノと読み手という特別なメンバーで全く違いま
した。親も癒やされました。
<あんよクラス>
・とても楽しかったです!佐伯でのトミックではなかったようなリトミックを体験できま
した。ピアノの生演奏がとてもよかったです。楽しかったです。
・とてもたのしかったです。もっと佐伯に来て欲しいです。
・久しぶりに子どもと一緒にうたや本を見て楽しみました。子どもは人見知りですが、とっ
ても積極的に遊べました。ありがとうございます。
・テレビや YouTube で色々なモノが見れますが、本物をその場で感じることができて、と
ても楽しそうでした。集中して楽しむことができたと思います。今後も続けてほしいです。
ありがとうございました!
・歌を歌ったりおどったりする事が好きなので、とても楽しかった。
・初めてのリトミック参加でしたが、とても楽しくあっという間でした。音楽好きな娘も始
終楽しそうでした。ありがとうございました。
・1 才 4 ヶ月なので、まだするのは難しかったけど、周りの人をじっと見つめていて脳の活
性になったと思います。
・今日は遠い所ありがとうございました。最初「はじめまして」の場で戸惑っているようで
したが、先生方の優しく明るいお声掛けに、次第に楽しむ様子が見られ、嬉しかったです。
子どもとの関わりの中に取り入れたいと思います。
・生のピアノの素敵な伴奏やかわいいイラストなど、大人も子どもも楽しめました
本人も音に合わせて動いて楽しそうでした。
・楽しく参加できました。子どもがあきない様にいろんな内容で、大人も楽しかったです。
子どもが眠くなっていたので、もう少し早めの時間だと良かったです。
・人見知り中の息子連れでしたが、彼なりに楽しんでいたようです。親の方が良いリフレッ
シュなったかもしれません。ありがとうございました。また参加したいです。動かしていま
した。ありがとうございました。
・お歌やダンスが大好きなので、とても楽しんで身体をうごかしていました。
つくばみらい市のミュージカル教室 大分に出張レッスンに行って来ました
今年の夏休みは、スタッフたちで大分まで行って来ました。
ヒューマンベイシス(リトミック)・ミュージカル・ダンス・こども園の園歌への子どもたちとの振付と、盛沢山な日程でした。
3日目は、ミュージカルワークショップです。
僅かな時間でのワークショップで、参加者が何かを得たり、次の何かにつなげていくために、どんなワークショップにしようか、スタッフ間で、色々と意見が出ます。
午前中の初歩のクラスは「ドレミの歌」、午後のクラスは「Hard Knock Life」、それぞれに、ちょっとしたお芝居を付けて歌って踊ることに決まりました。
さて、初めは、なかなか硬い表情の子どもたち。次第に表情が和らいで、笑顔が出る様になってくると、私たちもホッとしながら、どんどん進めていくことが出来ます。
最後は、笑顔で終えることが出来ました。


私たちは、求められれば何処へでも出かけていきます。それが、たとえ短い時間であっても、出会った人たちが、私たちから「何か」を感じてもらえたら、と思うからです。技術的なことだけではなくて、人への向き合い方とか、それぞれのスタッフから醸し出されるパワーとか魅力とか、そういう様々な意味での「何か」です。
それらは、直ぐに次の行動につながらないかも知れませんが、自分がやってみたいことへのきっかけになったり、外に目を向けで行動を起こすきっかけになったりしたら嬉しいと思うからです。
私たちもまた、外に出ることによって、新たな出会いや刺激があります。今回も、沢山の魅力的な方々と出会えました。その出会いと、ご一緒に過ごす時間は、とても貴重です。
本当に短い時間でしたが、多いに食べ、語り、そして音楽を聴き、楽しくかけがえのない時間を過ごしました。
人生なんて、本当に一瞬なのです。素敵な人、食べ物、音楽に出会い、生きていることを感じ、それに感謝していきたいと思うのです。
つくばみらい市のリトミック教室 私たちが幼児教室にこだわる訳
ヒューマンベイシス(リトミック)クラス、ダンスクラス、ミュージカルクラスを担当している美穂先生は、劇団四季やテーマパークなどで踊っていたダンサーでした。舞台にも多数立って来ています。それらの舞台は、全て、書類審査を含めたオーディションが通らなければ立てません。その経験の中で、オーディションに受かるためのコツやポイントなども色々と知っています。
もちろん、プロの舞台に立つことを目指している生徒さんを教えることを中心にレッスンして行ける先生です。
その様な生徒さんも受け入れ、指導していますし、オーディション対策クラスもあります。そして、生徒さんたちは、それぞれの目標をクリアし、夢を叶えています。


それと並行して、ヒューマンベイシス(リトミック)クラスも担当しています。
スタジオでのレッスンが始まって5年が過ぎ、ヒューマンベイシス(リトミック)クラスを卒業した生徒たちが、ダンスやピアノ、ミュージカルのクラスのレッスンを受ける様になって、0歳から3歳までのレッスンがいかに大切か、実感しているからです。
美穂先生は、オーディションに受かってプロとして舞台に立つために必要な多くのことが、3歳までのレッスンで培われることを、今、痛感しています。
それらは、私たちとの出会いが早ければ早いほど、子どもたちの心と体の芯の部分に宿るのです。
とっとちゃんの学校でも知られるトモエ学園の校長だった小林宗作先生(ダルクローズから直接リトミックを学んでいる音楽教師)は、「教育は、20年先を見据えてなされるものだ」と、おっしゃっていらしたそうです。
ヒューマンベイシスクラスのレッスンは、正に、目先の「目に見えるもの」ではなく、将来につながっていくものを子どもたちと共有しているのです。
まだ、Factory of Dreamsで学んでいる生徒さんたちの20年後は来ていませんが、5年の間にここで学んだことは、確実に未来につながっていくということが私たちには見えています。
なぜなら、20年前にクリエ音楽教室で学んでいた多くの生徒たちが、音楽を深く理解し楽しめる感覚やスキル、そして感じる心が育っている、人としてしっかりと育っている姿を見せてくれているからです。
そして、プロになりたいと思った時に、その夢が叶えられている姿を見せてくれているのです。
20年先を見据えて、目には見えないけれど大切なことを求めながら、私たちは、ヒューマンベイシスとしての幼児教室のレッスンにこだわり、日々臨んでいるのです。
私たちの夢を叶え、これからも夢を育み続けるスタジオ ~出会い②~
私たちの夢を叶え、これからも夢を育み続けるスタジオ ~出会い①~から続く
不二建設株式会社の霜田さんとの出会いの前に、私たちは、税理士法人和敬会という税理士事務所の笹本さんという方と出会っていました。
教え子でつくば市内で「Kids Creation」を運営している宮嶋さやかさんの紹介です。
笹本さんにも私たちの夢を多いに語り、実務的な面でのアドバイスを頂いていました。
会社の設立、資金の調達、みらい平の物件を借りるにあたってなど、様々な相談に乗って頂きました。
私たちの「夢」に真剣に耳を傾け、実現に導いてくださったもう1人の方が笹本さんです。
そして、和敬会のボスである荒木さんも、私たちの活動や舞台作品に多いに共感してくださり、背中を押してくださったのです。
夢を描くのは自由ですが、形にするとなると、実務的な段取りはもちろん、運営していける可能性、継続性や将来性、様々なことがしっかりと見通せなければなりません。これらすべてにおいて全くの素人ですから、信頼出来る方に力になって頂かなければ、やはり夢は実現しません。和敬会の皆様も、「どうしたら私たちの夢が実現するか」を、一緒に考え、沢山力になってくださいました。
夢ばかりを描いた企画書が、こうして形になっていったのです。
この様な出会いがなければ、今、このスタジオは存在しませんし、日々のレッスンも存在しません。もちろん、沢山の生徒さんたちとの出会いも。
そう思うと、感謝しかありません。
このスタジオが出来るまで、劇団クリエの拠点としてのお稽古場がありませんでした。
毎回、交流センターやら、つくばカピオのリハーサル室やらを借りるのですが、その予約をするのもなかなか大変ですし、毎回必ず空いている訳ではありません。
どうしてもお稽古場が確保出来ず、困っている私たちに、快く学校の教室を貸してくださったのが、つくばインターナショナルスクール校長のシェイニー先生でした。シェイニー先生とは、劇団クリエのミュージカルに参加してくださったのがご縁です。以来、ずっと劇団クリエの活動を応援してくださっています。
シェイニー先生とつくばインターナショナルスクールのご厚意が無ければ、劇団クリエの活動は続けられなかったのです。
今でも、本番前には、広いアッセンブリールームを貸して頂いています。
シェイニー先生との出会い、そして、「あなたたちはアーティストだから、ちゃんと実務が出来る方と出会えなければね」とかつて仰ってくださった言葉も、忘れてはいけない私たちの大切な宝物です。
スタジオ設立から2年後、同じ建物の隣の部屋を音楽専用のレッスンスタジオとして借りました。
今、Factory of Dreamsの2つのスタジオでは、ヒューマンベイシス(リトミック)、ダンス、アート、音楽・ピアノ、ミュージカルのレッスンをしており、毎日沢山の生徒さんたちの笑顔があふれています。
0歳から大人まで、実に多様な方々がそれぞれの夢を育み、目標を持って、レッスンに励んでいるのです。
もちろん、劇団クリエのお稽古もしています。
私たちと関わる沢山の方の夢を育み叶えていくこと、それは、私たちの夢を育み叶えていくことでもあるのです。
開講から5年の月日が流れました。
これからも、このスタジオ設立の経緯と、出会った方々からのご恩を忘れず、「夢を育み 叶えていけるスタジオと私たち」であり続けたいと願い、このコラムに記録を残そうと、執筆いたしました。
私たちの夢を叶え、これからも夢を育み続けるスタジオ ~出会い①~
Factory of Dreamsのスタジオが開講して、4月に5周年を迎えました。
私たちが初心に帰り、これからを展望するためにも、このスタジオが、この場所に設立された経緯を、2回に分けて書きたいと思います。
それは、私たちの一つの夢を叶えられた経緯でもあり、更に私たちの夢を育み続けるための、節目としてでもあります。
ミュージカル劇団としての劇団クリエの活動を続けていた私たちにとって、拠点となる稽古場を持つことは長年の夢でした。そのスタジオで、週末の劇団のお稽古だけでなく、様々な表現活動やレッスンが出来たらというのも、夢でした。ミュージカルは、文学や詩、音楽、お芝居、ダンス、そして、舞台セットや道具、衣裳など多様な芸術が融合されたものであり、表現芸術を包括したものでもありますので、それらを生かしながら、生業としていけたらと思っていたのです。
私たちの「夢」をいっぱいに詰めこんだ企画書を携えて、つくば市内の不動産屋、建築会社など、数件を訪ねましたが、訪ねるほどに、夢は遠のいて行きました。
皆が集まりやすい駅周辺は土地が高く私たちには手が届かず、郊外は市街地調整区域でスタジオを建てること自体が難しいとのことでした。
「まあ、無理ですね」と言われ続け、これが最後と、紹介されて行った所でも、丁寧に話は聞いて頂けましたが、やはり難しいですねとのことでした。
スタジオを持つ夢は断たれ、淋しい心を引きずりながら、以前にも行ったことがあるつくば市内の住宅展示場に足を運びました。「たとえ実現しなくても、夢を見るのはただ(無料)だから」と。
その日は、火曜日で、展示場はお休みでした。1件だけ、営業している会社があり、モデルハウスの入り口に沢山の建物の写真が載っているパネルが置かれていました。
建物の外観の写真を見ながら、その中にダンススタジオ、ピアノのレッスン室、カフェコーナーなどがあることをぼんやりと想像していました。
すると中から出て来た方が、「どうぞどうぞ、どうぞ中へ!!」と、相当強引にお誘いしてくれます。誘われるままに中に入ると、椅子を勧められ、冷たいコーヒーを出され、まるで、家を購入する予定のお客様の様な扱いでした。少し物怖じしながら語り始めた「スタジオが欲しい」という話を真剣に聞いてくださったのは、不二建設株式会社つくば営業所所長(当時)の霜田さんでした。気づいてみれば、企画書を広げ、雄弁に語っている私がいました。
「演劇か~・・・・夢があるなあ・・・・・」と、遠くを見つめながらご自身の何かを追う様におっしゃった霜田さんが、今でも私の心に残っています。
今まで訪ねたり問い合わせたりした中で、相手の心が動くのを初めて感じた瞬間でした。
霜田さんは、何でも建てられるという訳にはいかない市街地調整区域であっても、持って行き方によっては、可能であると言うのです。
「可能性を考えてみましょう」ということで、展示場を後にしました。
展示場を出て30分ほどで、霜田さんから電話を頂きました。
余りにも対応が速く、話の内容も具体的で、驚きました。
その後、資金面や規模も含めて、どうしたらその夢が叶うかという具体的な話が進んでいくことになったのです。いきなりすべてが叶う訳ではありませんが、最も叶えたい所はどこか、それをふまえて話を前に進めてくださった霜田さんには、感謝しかありません。
後に霜田さんから、梅園、みどりの、そしてみらい平の物件を紹介して頂きました。家賃、アクセスのしやすさで、私たちは、全く知り合いもいない、活動してきたつくばでもない、みらい平にスタジオを構えることになり、今に至るのです。
出会いとは、不思議ですね。
数年温めて来た夢、そして諦めようと思った夢、それが、一人の方との出会いで、1時間ほどの話で、叶うことになっていくのです。
霜田さんとの出会いを振り返る度に、私たちも、本気で一人一人の生徒さんたちと関わり、その夢を育て、叶えて行ける、そんな指導者でありたいと、改めて思うのです。
「先生に出会えて良かった!!」と、思って頂ける様な。
アートクラスにお邪魔しました
Factory of Dreamsのクラスは、アートもピアノもダンスもミュージカルも、そしてヒューマンベイシスクラスまで、どのクラスも子どもたちがとても楽し気で、開放感があります。子どもたちの発想や感じるものが大切にされている所も当スタジオのレッスンの特徴です。そして、これらは、教育の根本でもあるのです。
節分の少し前、アートクラスの教室を訪ねました。
小学生のクラスは、皆集中していて、シーンとしています。順先生が流してくれているBGMだけが聴こえて来ます。
この日は、「立体と平面で鬼を作ってみる」というテーマでした。
それぞれ自由に色をチョイスし、顔の表情なども自由に表現します。
が、、、、、
違うものになる生徒も。
寧ろ、大きい生徒さんほど、どうしたら個性を出せるか、色々と考えて作っています。そこがステイタスになっているみたいです。
そして、それを見て触発される下の学年の生徒さんたち。
指導する順先生は、どの子にも、「いいねえ」と声をかけます。
そう、表現することは、どれも正解なのですね。
その人が感じるもの、作ってみたいものを形にしていくことの方が、決められたものを作るよりも大切にされるべきで、「生み出す力」「創造する力」が育っていくのです。
アートクラスのレッスンを見ていて、Factory of Dreamsのレッスンは、先見の明があるなと思ったのですが、実は、先生方は、今も昔も子どもの育ちに必要なものは根本的には変わらないと気づいているのです。確かに、新たな時代を切り開いてきた人々は、昔から創造的な人たちでした。
そして、無の所から新しいものを生み出す力こそ、生き抜く力になって行くに違いないのです。
写真は、出来上がった作品です。
色使いも、鬼たちの表情も、鬼じゃない作品も、どれもみんな良いですよね!!

つくばみらい市の表現(ダンス・ピアノ・ミュージカル)教室 本当に大切なものは目には見えない
先日、スタジオの先生方とこんな話をしました。
「体を使って表現するってさあ、まず、聴くことと、体と脳をつなげていくことだよね。」
「生徒が〇〇オーディションに受かりましたとかさあ、△△コンクールで優勝しましたとか、そういうことじゃないんだよね。」
「でも、そういうことは目に見えるし、わかりやすいし。私たちの指導を評価する基準になるものって、やっぱり目に見えるものだから。」
「本当に大切なものは、目には見えないんだって。」
「そっか・・・・・星の王子様だね。」
「この見えないものを大切にしているから、結果的に私たちは、子どもたちの『夢を育んで叶えてあげられる』んだと思う。」
言い換えれば、「目に見えない大切なことを、私たちが求め続けながら、子どもたちを大切に育てる」結果がスタジオの理念の「夢を育み夢を叶えるスタジオ」につながっているということですね。
実際に、オーディションやコンクール、受験に受かっている生徒さんもいるのですが、これは、あくまでも結果だと思っています。私たちにとっては、目的ではないのです。
音を聴く→感じる→合わせる→体と脳をつなげる→より良い表現になる
この様な土台が無い上に、小さいうちからバーレッスンやピアノの指の練習をしても、どうでしょうね。
子どもの頃に良い結果を出しても、途中で伸び悩み、心が折れてしまい、全くやらなくなってしまった人を沢山見ています。
踊り過ぎて脚や腰を痛めてしまったり、ピアノを弾きすぎて腱鞘炎になってしまって夢をあきらめてしまった人も多く見て来ています。
ピアノのクラスでボールを使ったり、ダンスやミュージカルのクラスでリズム打ちをしたりは、一見、そのレッスンとは無関係の様(目には見えにくい)ですが、関係大ありなのです。
下の写真は、ダンスクラスの基礎レッスンです。
ロープをまたいで「パー ケン パー ケン」「パー 前クロス パー 後ろクロス」をしながら、手は別の動きをするものです。
まずは、音を聴きます。
次に「パー ケン パー ケン」体の内部で躍動感を感じながら、音に合わせて跳びます。
実は、体を動かすと音が聴こえなくなってしまう、体を上手く使えないなどで、ここまでが出来ない生徒さんも多いのです。
でも諦めずに積み重ねていくと、必ず出来る様になっていきます。
これが出来る様になると、音に合わせて手と足と違う動作をすることで、耳と脳と体を沢山使っていくのです。そしてそれらがつながり、コントロールできるようになり、より良い表現が出来る様になります。これが、リトミックの基本です。

基礎、それは土台ですから、建物の上からは見えないのです。
それは、とても大切で、建物を建て始まってから補強するには、時間と手間が何倍も必要になります。今まで積み上げてきたものを一度壊さなければならないこともあります。
上記の様な、しっかりとした土台の上に、一つ一つのパーツをきちんと積み上げ、しっかりと接着していって、初めて大きな建物が出来るのですね。
この接着の部分や美観もとても大切です。
これは、また別の機会にお話したいと思います。
つくばみらい市ピアノ教室 両手奏の苦手意識の解消法
かつてピアノを習ったことがある保護者の皆様がピアノの練習で大変だったこと、そして先生方が苦労する所、多分、両手奏ではないでしょうか。
多くの方は、片手なら弾けるのに、両手だと難しいですよね。
それは、そうです。違うことをそれぞれやるのですから。
すごく頭を使いますよね。
実は、これ、リトミックの手法で、簡単に解決します。
何故か、リトミックはリトミック、ピアノはピアノって考えられがちです。
それを一つの流れで捉えてレッスンしていくのです。
難しい部分の両手のリズムを先生は、両手で弾きます。
別に、その曲じゃなくても、リズムステップみたいに即興で良いのです。
1.まずは、「聴く」ところから。
2.次に、聴きながら、それに合わせて簡単な方のリズムを敲く
3.両手でスティックなどでトレーニングする
4.ピアノでそのリズムのみ弾く。
例えば、左手がドで右手はミなどでもOK
5.少しずつ本来の音で弾いていく
すぐ出来そうなら、4.から始めても出来ます。
メロディとリズムと一緒だから、難しいのですね。
リズムに特化するのです。
リズムが出来たら、少しずつメロディックにしていくのです。
「おお、すごいね、出来たね」と魔法をかけながら(笑)
近々、インスタに動画を上げますね。
あまり器用ではなくて、時間がかかる生徒さんも、この方法で、必ず弾ける様になっていきます。
この積み重ねは実力になっていきます。
そして、小学4年生くらいになると、ピアノが弾けることがその子の自信になっていきます。
不器用な子ほど、誰でも弾ける訳ではない「ピアノ」というツールを通して、人生が変わっていくのを、どれほど見て来たことでしょう。
ピアノが上達する魔法、人生を変えていく魔法、色々とあります。
知りたい方には、喜んでお教えいたします。
リトミックって何ですか?②
以前、リトミックって何?という記事を、このコラムに書きました。
そこで、私は、「リトミックとは、音楽・ダンス・演劇など、体を使う芸術表現への考察や提言と言ったら良いでしょうか。」と書きました。
今日は、ダルクローズの「リズムと音楽と教育」を訳した板野平先生の、この訳書の冒頭にある、「訳者序」から、少しご紹介したいと思います。
まず、ダルクローズを、こう紹介しています。
“著者のエミール・ジャック・ダルクローズは、1865年にウィーンで生まれ、1950年にジュネーブで没するまで、音楽、舞踏、演劇など芸術の多分野にわたり、また、作曲家として、リトミックの教育法創案者として、多岐にわたり天才的でエネルギッシュな業績を残した人である。シャンソン、音楽劇、室内楽曲など多数作曲するかたわら、殆ど全ヨーロッパにわたって、音楽会、あるいはジュネーブ音楽院教授として音楽理論、ソルフェージュなどの公開教授にあった。”
更に
“わが国においても、大正初年、作曲家山田耕筰(*1)がこのリトミックに注目し、自らリトミックを習得し、西洋音楽を日本に紹介し理解させるためにはリトミックの研究が重要と考え、導入したようである。日本人としてリトミックを研究した最初の人は、おそらくこの山田耕筰であろうと思われる。ついで伊藤道郎(舞踏家)、小林宗作(元国立音楽大学講師)(*2)、天野蝶(東京女子体育大学教授)(*3)の各氏がダルクローズ教育の普及に尽力され、現在に至っている。”
と日本での普及のきっかけを述べています。
翻訳の意図としては、
“(前略)全国的にリトミックが普及されつつあり、実践的内容ばかりでなく、リトミックの教育的、芸術的理念、理論を知ろうとする人々に少しでも応えたいということと、そして私自身、リトミックがただ単なる教育上の方法ではなく、その背景に広大な理念、精神が流れていることを常々強く感じていたため、その内容を、ダルクローズ自身の著作に正しく当たってみたいとの希望を持っていたことにもよるのである。”
リトミックの普及や現場の状況や展望については、こうも語っています。
”必ずしも正しくリトミックが実施され、理解されたかどうか。ひとつには、リトミック教育では指導者に決して高い技術を要求しないとしても、高度な音楽性、芸術性、特に想像力と教育的センスを求めるため、正しい実践、理解という点では、まだまだ理想的には普及されていないのかも知れない。またこの論文集でも随所に散見できるように、リトミックは人間の外的表出力ばかりでなく、内面的感覚機能の鋭敏化とか発達などを求めていくこともあって、リトミックの教育課程を理解とか把握し難い面もあるものと思われる。“
そして、この「訳者序」の最後には、こう書かれています。
”心理学的、生理学的観点にもたっているこのリトミック教育は、今後ともわが国の学校教育その他の分野で素晴らしく貢献するものと確信するが、本書は、音楽家とか音楽教師だけでなく、舞踏家、演劇家、また家庭にある人においても人間としての教育に深い示唆を与えるものとして熟読玩味するべき書である。“
これを読んだだけでも、少しばかりの方法論を学んで、安易に「リトミック教えます」とは言えなくなりますね。(ため息)
ダルクローズの他の著書も含めて、「幼児教育」特に、3歳くらいまでの教育に限定して書かれているものを私は知りません。
一つ挙げるならば、この著書の中に、「音楽とこども」という項目があります。ここには、ピアノを習い始める前の子どもたちに必要なことが書かれています。
Factory of Dreamsのレッスンが、ダンスやピアノやミュージカルのレッスンを受ける前に、是非受けて欲しい「ヒューマンベイシス」でレッスンしていることと一致します。
しかし、これは、ダルクローズが「リトミック」と称して述べていることの本当に本当に一部にしか過ぎませんんので、やはり、私たちは、0歳児から3歳児(4歳まで)のレッスンは、ヒューマンベイシスと呼びたいのです。
板野先生が述べている「教育的、芸術的理念、理論を知ろうとする人々」の一部でありたいと願っているFactory of Dreamsのスタッフたちは、リトミックの本質的な学びを強く求めています。
もしも、学べる機関などご存知の方がありましたら、是非、お知らせ頂きたいです。
私たちは、ダルクローズの時代には解明されていなかった、「人間は、人生の中の初期の段階(幼児期)に脳が発達してしまう」ことも学び、参考にしながら、方法論を構築しています。
ダルクローズの研究と実践は。彼が大学で教えている中で、「学生たちが和声が苦手(別の機会にこのお話もしたいです)」であることから始まったそうです。
その対象が大学生から始まったのですね。
実は、私たちも、それと同じ様な経験をしています。
それらが、脳科学的な見地に立った幼児教育、表現教育についての模索につながっていきます。
これらもまた、別の機会にお話いたしましょう。
やはり、「リトミックとは、音楽・ダンス・演劇など、体を使う芸術表現への考察や提言」であって、幼稚園に入る前の習い事ではないのですね。
*1 山田耕筰:赤とんぼ、この道などの作曲者。西洋音楽の普及に努めた
*2 小林宗作 トットちゃんの恩師でもある
*3 天野蝶 天野式リトミックで知られる









