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コラム

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ミュージカルクラスの発表会があります

カテゴリ: ミュージカル

みらい平のStudio Factory of Dreamsでは、7月から、ピアノクラス、ダンスクラス、アートクラスの発表会を開催してきました。

いよいよ今週末、ミュージカルクラスの発表会があります。

 

日頃は、年齢別のクラスでレッスンしていますが、8月になってからは、合同でのレッスンが始まりました。

レッスンの度に、子どもたち一人一人が、グングン伸びていっています。

 

お話の全容が見えて来て、役になりきることも出来て来て、それぞれの役毎の連帯感や、他のクラスのメンバーとの交流や、上のクラスのお姉さんたちから受ける刺激や、色んなことが相まっての結果だと思いますが、何ともビックリの成長です。

 

前回は、マスクをしてのレッスン、なるべく合同など人数が多くなることも避ける、という状況であったことと、大きな違いがあります。

「日常」というもののありがたさをしみじみと感じています。

やっと、私たちが提供したかったレッスンが出来、生徒たちが伸び伸びと表現出来ることに、感慨と感謝です。

 

多くの皆様に、子どもたちの成長をご覧頂けましたらこんなに嬉しいことはありません。

このホームページのトップページからお申し込みが出来ます。

是非、皆様、発表会にお越しください。

 

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ミュージカルは、頭と体をフル回転させて歌いながら踊ります。

舞台上に出るタイミングや袖から出る場所、自分が立つ位置、舞台上での他の役者たちとの距離感など、色んなことを冷静に覚えて実行しながら、役としての気持ちを大切にしたり、セリフを言って受け答えをしたりするという、正に全身全霊をフル回転する表現芸術です。

ミュージカルをやることで、前頭前野は大いに鍛えられるのです。

集中力と切り替え力が養われ、学力も間違いなく伸びていきます。

それだけではなく、人としての在り様や、作品に込められた作者の思いなども求めなければなりません。

一緒に舞台に立つ仲間たちとも、コミュニケーションが取れなければなりません。

子どもたちの学力、人間力、生きて行く力、これらが大きく伸びていくのも、ミュージカルの作品を作る大きな魅力です。

もちろん、表現すること自体が楽しく、ドーパミンが大量に出て脳を良い状態に持っていきます。

今回の発表会をご覧になるだけでなく、更にやってみたいなあと思った方は、是非、Factory of Dreamsのミュージカルクラスの体験レッスンをご受講ください。

大人の方は、劇団クリエでも、次回公演の参加者を募集しております。

まずは、9月24日の発表会、全力投球いたします。

つくばみらい市みらい平のピアノ教室  使用テキストの「こだわり」

カテゴリ: 音楽・ピアノ

Studio Factory of Dreamsは、みらい平駅のすぐそばです。

 

TXで、みどりのから3分、万博記念公園から6分、研究学園から9分、つくば駅からも12分です。

守谷から5分、柏の葉キャンパスから12分、流山おおたかの森からも15分と、沿線の各駅からとても来やすいです。

「電車だと早い!!」と、最近は、電車で通って来てくださっている生徒さんも増えています。

 

そんな、便利な場所にあるStudio Factory of Dreams、

どのクラスも、色んな「こだわり」を持ってレッスンをしています。

だからこそ、少し遠くても電車に乗ったり、いくつも他の教室を通り過ぎたりしてレッスンに来てくださるのでしょう。

 

今日は、ピアノクラスで使用しているテキストの「こだわり」について、お話したいと思います。

 

Factory of Dreamsのピアノクラスでは、少しピアノが弾ける様になると、メインのテキストとして、トンプソンを使っています。

それには、確固たる理由があります。

 

トンプソン1を眺めてみたいと思います。

このテキストで、子どもたちが、どれほど沢山の音楽的な技術やセンス、そして、楽しさ、興味、更に目を世界に広げていく素地などを身に付けられるかと思うと、ため息が出るくらい偉大な、そしてすてきなテキストだなと思います。

 

理由1

両手の音の配置がちゃんと考えられていて、ピアノの音が美しく響き、音のセンスが磨かれる

 

左手がブロックで「ドミソ~」と、汚い音をガシャーンと弾く曲が無い

最初に出て来るブロックは、「ファラド」で、3拍子の後打ちで「ウントントン」の形で出て来るので、

自然に指先に神経が集中し、きれいなブロックが弾けるように考慮されている

 

 

理由2

初期の段階では5本の指に5つの音という形が殆どで、指使いの癖がつきにくく、手の形も無理無く作ることが出来、小さな手でも弾きやすい

 

 

理由3

多様な拍子感が体験できる

 

3拍子、8分の6拍子、アウフタクトなど、日本人が苦手なものを初期の段階から経験できる

こちらも挿絵のヒントと共に、回る、弾む、揺れる、柔らかなビートとしっかりしたビート、タッカタッカのリズムなど体感しやすい

 

 

理由4

初期の段階から、和声的にも豊かな経験が出来る

 

シンプルであるにも関わらず、借用和音やその代理和音、半音階的な経過音などもあちらこちらに散りばめられていて、

小さな楽曲でありながら上質な音楽が多い

 

 

理由5

曲のイメージが明確である

 

タイトルや挿絵のヒントも含めて、どんな曲なのか、子供がイメージしやすいので、

「こう弾きたい」という思いも持ちやすい

指導者が音を足して弾いて聴かせたり、ワクワクする話を一緒にしたり、共感することで、更に子どもたちはイメージを膨らませられる

 

 

理由6

各ページに、非常に幅広く示唆的な説明があり、テクニックと音楽性が一体になって得られ、

子どもたちが、歴史や外の世界にも興味を持てる

 

 

理由7

各曲が短い

 

殆どの曲が、非常に短くシンプルなので、達成感が比較的短時間で感じられる

曲を捉える力がついているので、発表会などで長い曲に取り組むときも、逆に苦にならない

 

 

理由8

トンプソンの英語版も日本で手に入り、英語のリズムで歌える所も大きな魅力

 

英語で歌うと、言葉のリズムが、そのまま音楽のリズムになっていることが経験出来、本来あるべき音楽の姿が見える

機会があったら、詳述したいが、これは、音楽を理解し表現するためには、とても重要な部分であるにも関わらず、日本ではあまり重要視されていない

 

 

子どもたちが、色んなことを想像出来て、それが音楽と結びついて、その音楽のルーツや、その周囲にある風土や文化などもイメージしやすい所もこのテキストの素晴らしい所です。

しかし、そのためには、指導者の提言や共感もとても大事です。

 

Factory of Dreamsのピアノのレッスンでは、バイエルやピアノドリームなどは使っていません。

子どもたちにとって一生もののレッスンは出来ないからです。

 

長年子どもたちを教えて来て、誰が海外に出ていくか、世界を相手に音楽や表現する仕事をしていくかなんて、

子どもたちが小さい頃にはわからないとしみじみと思います。

そして、これから益々世界は狭くなっていくことでしょう。

私たちの教え子が、広い世界に出たときに、そこで通用するものを、授けておいてあげたいと思うのです。

 

熱く、沢山語ってしまいましたが、

私たちは、「今」だけでなく、「未来」も視野に、そして、「世界」を視野にレッスンしているのです。

 

 

最後に、トンプソン1の1曲目の日本版とオリジナル版を掲載します。

特に英語の歌詞に注目して欲しいです。

フレーズの終わりが韻をふんでいたり、「耳(最初に出て来る)」と目と手をトレーニング(育てていこうね)するって、日本語では書いてないですね。

そして、言葉の強弱がそのまま音楽になっているのです。

日本人が日本語で音楽を学ぶって、こういう大きな壁があるのですね。。。。。

ふう~

 

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みらい平のアート教室   心の中にあるものを形にする

カテゴリ: アート

毎月第1第3水曜日、この日は、小さなアーティストたちが、心待ちにしている日です。

 

Factory of DreamsのAスタジオ。

東側の壁は一面鏡、そして床は体に優しいTMフロア。

この床は、ダンスやバレエのレッスンのためで、ヒューマンベイシス(リトミック)の小さい子どもたちにも優しい床です。

ダンスをメインに、ヒューマンベイシス(リトミック)、ミュージカルなどのレッスンにも使っています。

そして、アートクラスの日は、広い床一面にブルーシートが敷かれます。

ここで、心置きなく、創作活動が繰り広げられます。

 

まずは、デッサンから始まります。

 

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順先生は、色んな形や質感を持つものを描かせたいのですが・・・・・

子供たちは、心の中に、沢山の「表現したい!!」があって、

「早く好きなものを創りたい!!」

のです。

 

デッサンの時間が終わると、自分の好きな素材を使って思いっ切り表現していきます。

 

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誰かがやっていることに触発されたり、自分でも色々と工夫してみたりしながら、それぞれが、自分の表現と向き合うひととき。

すでに、ここは、「教室(教える部屋)」では無く、「アトリエ(創作活動の場)」です。

 

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手法を教えることよりも、心の中に感じたことや表現したいことを形にすることが、この生徒たち、いえ、アーティストたちの夢を育むことなのだろうと、順先生は、手助けや提案や指導は最低限にして、優しい眼差しで見守ります。

 

生徒たちは、帰宅すると、毎回、

「あ~~~~楽しかった~~~~!!」

そして

「!!時間が足りない!!」

と言うそうです。

こんな場があるって、こんな創作活動が出来るって、そして表現したいものが心の中にあるって、いいなあ~と、ダンスやピアノの先生方もこの「アトリエ」に遊びに来ます。

Factory of Dreamsは、そんな、自由な雰囲気の表現芸術スタジオです。

みらい平のダンス・ピアノ・アート・ミュージカル教室 コロナ禍を振り返る

カテゴリ: 全体・その他

コロナの感染拡大が始まってから、3年以上が過ぎましたね。

学校が休校になり、スタジオでのレッスンも休業要請が出され、Stay homeがスローガンの様に叫ばれた、3年前。

その時、私たち、Factory of Dreamsのスタッフたちがまず必死で考えたのが、学校に行くことが出来ない子どもたちに「何が必要か」「私たちに何が出来るか」でした。

 

スタッフで考えたのが、毎日オンラインで子どもたちとつながることでした。

夕方5時15分から30分、美穂先生のストレッチと、上原先生の体で理解し表現する音楽ちょこっと講座、YouTubeでの世界のエンターテイメントや美穂先生の友人たちのパフォーマンスの動画共有、そして時々順先生のお芝居コーナーなどの企画でした。

Factory of Dreamsのスタジオ生、劇団クリエのメンバー、当時まだレッスンをしていたクリエ音楽教室の生徒など、私たちと関わりがある人たちなら誰でも、毎日、無料で参加できる企画でした。

 

それは、無我夢中の日々で、先の不安とか、採算とか、全く考えていませんでした。

そもそも、コロナが、こんなに長く私たちの生活を制限し続けることも、想像していませんでしたし、「何かしなければ!!」という思いしかありませんでした。

 

その日々を今振り返ると、以外に大切だったのは、5時5分からの、始まる前の10分間の交流でした。

鉢植えの植木の成長や、書いた絵や、作った工作、大好きなぬいぐるみ、ペットの紹介などなど、それぞれがしてくれました。スタジオでは見えない子どもたちの一面も見ることが出来ました。

画面越しではあるけれど、「こんにちは~ 元気?」という声掛けだけでも、子どもたちは、ちょっとほっとするのです。

しみじみと思ったことは、人は人との関わりを求め、その中で認め合うことがとても大事だということです。

 

皆が求めていること、私たちが出来ることを、「想像し、創造していく」という、私たちにとってもある意味試練の日々でもありました。

この、毎日ズームで会う企画は、学校が始まり、リアルでレッスンが出来る様になるまで続けられました。

 

 

志村けんさんが亡くなったことのショックは非常に大きく、だからこそ楽しいことをみんなでやろうと、参加無料のお楽しみ企画「うんじゃらげを踊ろう」「上原先生のオンラインピアノコンサート」なども企画しました。

 

「ウンジャラゲを踊ろう」は、2回企画し、それぞれ数十名の方が参加してくださり、画面越しであっても、沢山の方たちと繋がり、笑顔になれたことは、とても意義のあることでした。

 

コンサートでは、遠くはインドネシアの方、遠くに引っ越した元生徒、活動が休止になっていた鉾田の方なども含め、100名ほどが聴いてくださり、即興のお題をチャットで皆から頂いたり、沢山のお誕生日メッセージを頂いたりと、楽しい時間を共有出来たひと時でした。

また、即興演奏を初めて聴いた方も多く、新鮮だった様です。

 

コロナから私たちが学んだこと、それは、創造性は、困難に出会った時に人を逞しくし、人をつなげる力になるということです。

 

私たちは、いつ、予想もしない困難に遭遇するかわかりません。

その時に、身の安全を確保し、限られた状況の中で、楽しいことや有意義なことを生み出し、乗り越えていける、そんな力を持っていることが、非常に重要だと、改めて思いました。

それは、想像し、創造し、行動する力に他なりません。

 

日常が戻りつつありますね。

今日も私たちの心と脳をフル回転させて、レッスンに臨みます。

それが、次なる困難への準備でもあると思いながら。

みらい平のダンス教室  新規入会された方の声

カテゴリ: ダンス

先日、2名の方が、ダンスクラスに入会してくださいました。

 

入会申込書に、「入会希望の理由」を書く欄があります。

そこに、お二人のお母さまが、それぞれ、以下の様に書いてくださりました。

 

みらい平の幼児教室 2歳児のクラス

これは、ヒューマンベイシス(リトミック教室)2歳児のクラスのお友だちの「作品」です。

 

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どれもみんなすてきでしょ。

 

スタジオには、まだ指が良く動かない2歳児ためのハサミ、自分で切れる様になってきたけど安全に留意が必要な3歳児のためのハサミ、そして、幼児用、小学生用と年齢に応じたハサミが用意されています。

4月の1回目のレッスンでは、2歳児用のハサミを使ってチョキチョキと切りました。

2回目のレッスンでは、丸、三角、四角の絵本を見て、ミシン目のついた紙を手でちぎってみました。意外と手先の力や集中力が必要です。

そして、いよいよ3回目のレッスンで、好きな色の画用紙にそれらを貼りました。

 

先生方は、最低限の手助けのみで、優しく見守ります。

私たちが子供に言ったのは、「この間切ったのを貼ってみようか」

これだけです。

 

切る紙も貼る台紙の紙も、好きな色を選びます。

見守っていると、実に自由に楽しげに創作活動が進められるのです。

 

上手な作品にするための手法は、小学生になって、「イメージしたものを、どうしたらより良い形に出来るか」を求めたときに、学べば良いのです。

幼児期のアートは、もっと自由で良いと私たちは思っています。

いえ、自由であるべきだと思っています。

 

ニューヨークでジャズピアニスト・作曲家として活躍している教え子のみぎわさんが、スタジオでライブをしてくれた時、子どもたちにこんな話をしてくれました。

「日本ではねえ、ヒトと同じことをするのが大事だけど、ニューヨークでは違うことをするのが大事なの」

 

アートや芸術は、社会のルール(バイアスも含めて)とは別の所にあるからこそ、貴重なのですね。

時々、勘違いしている方もいますが、アーティストたちも法律や決められたことは守るべきですよ。(おかしいと思ったら声を上げるべきですけれどね)そして、他の人への配慮も必要ですよね。

芸術に必要なことは、心と感性がどれだけ自由で豊かで、なおかつそれを表現する手段を持っているかだと思うのです。

 

「わがFactory of Dreamsの小さなアーティストたちよ!

理性を備えながらも、この自由な心と感性を失わずに、大きくなっていって欲しいなあ。」

貼られた作品を見て、そう願った講師陣でした。

みらい平のピアノ教室   沢山の音楽経験を

カテゴリ: 音楽・ピアノ

7月に、つくば市のノバホールで開催する発表会のために、絶賛準備中です。

今日は、4歳児クラスのお友だちのために、オリジナルの楽譜を書きました。

 

世界旅行で、アフリカのサバンナに行って、動物たちと出会う曲です。

使う音は、片手が3~5音両手を合わせても、数個です。

まだ習っていないポジションや、左右が平行で動く音、黒鍵も使います。

それも新鮮で楽しいのです。

 

作曲する時は、曲だけでなく、ステージ全体の構成も含めて色々と考えます。

子どもたちが、興味を持って、イメージを膨らませられるステージになること。

ちょっと難しいことにも挑戦出来て、達成感を味わえること。

自分の曲を弾くだけでは無くて、お友だちが弾いている時に、曲に合わせて表現をしたり、一緒に音楽や、そのシーンを作っている感覚を経験出来ること。

4人で作る、ちょっとした音楽劇の様な感じですね。

 

楽譜を掲載しますね。

 

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1枚目:キリン

2枚目:シマウマ

3枚目:ゾウ

4枚目:ライオン

です。

 

「キリン」の曲は、親子でゆったりお散歩。

すると、広~いサバンナが見渡せます。

 

どれも、そんな風にイメージしながら書いていくのです。

先生のピアノが、子どもたちの音をまたいで、豊かに表現していきます。

子どもたちも、何も言わなくても、ちゃんと耳で聴いて合わせて、心で沢山感じるので、どんどん表現力がついていくのです。

 

子どもが少し成長して、音に広がりを持たせたい、緊張感を出したい、などと思った時に、その方法(体や手の使い方)を教えるのです。

 

こんなFactory of Dreamsでの経験は、

無理に教えなくても、音感、リズム感、グルーブや表現力、他の楽器とのアンサンブル力などが身に付き、

希望があれば、コンクールで多くの生徒が入賞出来るのですね。

そして、どの生徒も、コンチェルトでソリストが務まるくらい上達するのです。

 

その原点が、これらの楽譜と2台ピアノでのレッスンにあるのです。

みらい平のピアノ教室   発表会の楽譜

カテゴリ: 音楽・ピアノ

7月の発表会では、2台ピアノでのアンサンブルをします。

4人で8手連弾です。

 

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これは、子どもたちのための手描きのアレンジ譜です。

B4サイズの16段、18段のこの五線紙は、長年愛用のものです。

 

何と、今時手書き・・・・・

こんな大変な作業、これからは、AIがやってくれるのでしょうか。

 

いいえ!!!!!

一人一人の生徒の顔や、友達と楽しそうに弾いている姿を思い浮かべながら書く作業は、AIには出来ないですね。

 

「ここは、〇〇ちゃんの聴かせどころにしよう。ちょっと難しいけれど、頑張れるかな。」

「ここは、6度の並行で△△ちゃんなら弾けるかな。それとも、□□ちゃんと分けて弾いた方が良いかな。左手は、この配置だとどんな響き方になるかな。」

「ここは、華やかに高音の16分音符を入れて、2ndが、チェロっぽくメロディーを入れたら、2人ともやりがいを感じるかな。音楽的にはどうかな。」

などなど、実にいろいろなことを考えて、生徒全員分のアレンジをしています。

 

時に追い込まれながらも、生徒たちが弾く姿を思い浮かべながら書くのが、実はとても楽しい時間なのです。

また、頭の中に4パート8手分の音を鳴らしながら書くことも、心充たされるひとときなのです。

 

この横長の五線紙は、音楽の流れが目に入るので、縦長の五線紙よりも使いやすいのです。

アナログなピアノの音が、このアナログな五線紙からは、とても良く聴こえてくるのです。

ここも、実はこの作業の大きな理由の一つで、そろそろパソコンで作業しようと思いながら、結局、今回も、手書きで書いています。

 

世界でたった一つの、それぞれの生徒のために書いた楽譜を使って弾いた思い出が、やがて、大切な宝物になってくれたらなあと願いながら、今日も机に向かいます。

みらい平のアート教室 幼児クラス始まりました

カテゴリ: アート

~心に思い描いた物を形に~

 

先日からアートクラスの幼児クラスが始まりました。

早速のぞいてみると・・・・・

何だかとても盛り上がっています。

 

1枚は、好きな色を使って描いた、とってもカラフルな絵。

そして、もう1枚は、ロボットの絵というよりも図ですね。

ちゃんとパーツも書いてあって、しかも、それを立体で作ったところがすごいですね。

 

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「ロボットは何色にしたいの?」と聞くと、「金色」との答えが返ってきました。

どんなロボットに仕上がるのでしょうか。

楽しみですね。

 

レッスンの終わりには、作品と一緒に写真を撮りました。

 

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Factory of Dreamsのアートクラスを担当している順先生は、

「いいね」「すごいね」と声をかけながら、子どもたちの心の中にあるものを、どんどん引き出していきます。

「形」を教えるのではなく、一緒に作っていく中で、色んな工夫をさせていきます。

 

レッスンでは、ダイナミックな作品を作ったり、アクリル絵の具で思いっ切り描いたり(広いスタジオならはみ出したりしても大丈夫)、粘土まみれになってこねたり、色んな素材を自由につかってみたり・・・・・・

特に低学年までは、子どもたちの心の中の世界を広げ、心を充たすことに主眼を置いています。

 

夢中になる時間 ― それは非認知(認知されない=目に見えない)能力を育てるとも言われています。自分の手を使ってのリアルな世界での創作活動は、目に見えない沢山の力を育ててくれるのです。デジタルやバーチャルなものには無い、感触というものだと思うのです。

アートは、手先の感触を育て、心の世界を広げ、空想や想像の世界を形にしてくれます。

 

年長さんのN君、体験レッスンに来た時は、「1000回来たい」と言ってくれたそうです。

ロボットの仕上がりも楽しみですが、これから、どんなものを想像し、形にしていくのかな。

すごく楽しみな、アートクラスのレッスンです。

みらい平のピアノ教室  魔法はすてき

カテゴリ: 音楽・ピアノ

Factory of Dreamsの魔女講師上原です。

 

 

新学期が始まりましたね。

みんなは、元気に学校に行けているかな?

お友だちは出来たかな?

 

その新学期が始まるちょっと前のピアノのレッスン。

N君は、2年生になって、クラス替えがあって、お友だちが出来るか不安と、ちょっと顔を曇らせていました。

 

「そっか~。

じゃあさ、先生のお友だちの魔女にさあ、イチゴに魔法をかけてもらって、N君の所に届けるよ。

朝、これを食べて学校に行ってごらん。

そして、N君から『友達になろう』って声をかけてごらん。

きっと友達が出来るから。」

 

その“魔法のイチゴ”を食べて学校に行ったN君。

次のレッスンの時に、こんなかわいいお手紙をくれました。

 

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新しいクラスで友だちが出来るか不安なのは、N君だけではありませんよね。

きっと、みんな不安なのです。

その時、声をかけられて、ほとんどの人は悪い気はしないはずです。

「やだよ~」なんて言う子とは、むしろ友達になる必要なんてないですよね。(私は、何故この子は友達になることを拒否したのかなって、知りたくなりますけれどね 笑)

 

魔法って、少しの勇気を子どもたちに与えることなのです。

結局、一歩踏み出すのは、子どもたち自身なのですよね。

 

N君のママは、「”魔法のイチゴ“がこんなに効くなんて、すごいですね!!」と笑顔でした。

「もっと、大きくなった時に、自分の成長は、魔法じゃなくて、自分自身で積み重ねてきたことなんだって、わかるんだよね。それが楽しみ。」と私。

魔法って、すてきですね。

 

そして、レッスンするということは、技術、その楽しさや深さや面白さを教えることに加えて、子どもたちの心の成長の手助けをすることなのだと、改めて思いました。

 

Factory of Dreamsの講師陣が、生徒たちのこの「心の成長」を全員で見守りながら、自身をも成長させていっている姿が、頼もしく、眩しく感じているこの頃です。

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