ミュージカルクラスのステージのために制作
Studio Factory of Dreamsのアートクラスは、「心の中にあるものを形にする」と謳っています。
それは、アートクラスの生徒たちの希望でもありました。
従って、毎回のレッスンは、それぞれが、自分自身が表現したいものと向き合う時間でした。
ところが、前回のレッスンで、5年生のT君から、
「みんなで作るのもいいんじゃない。」と提案がありました。
「それならば、ミュージカルクラスの発表で使う道具を作ろう」と、順先生から提案があり、早速作ったのが、こちら。
小悪魔の森の背景です。
そして、今週は、何と、伝説の森の王女様の誕生会のための「ケーキ」を制作。
なかなかの力作ですね。
そして、みんなで作る楽しさも大いに味わえたのではないでしょうか。
ミュージカルクラスの生徒たちは、この豪華なケーキを見てどんな反応をするか、凄く楽しみです。
子どもたちと関わっていたり、舞台作品を作っていると、ちょっとしたことがきっかけで、物事が大きく動いていくことがあります。
実は、スタジオが一体となって作品を作り出す、他には無いオリジナルな何かを生み出す、こんなことをやっていけたらなあというのが、スタジオ設立当初からの夢でもありました。
T君の一言、そして、ミュージカルクラスの発表会が近かったことが、アートクラスとミュージカルクラスのコラボのきっかけになりました。
そして、これからどんな流れが出来ていくのでしょうね。
Studio Factory of Dreamsで過ごす時間が、かけがえのない楽しく充実したものであると同時に、子どもたちの夢を育む時間であることを、私たちは願っています。
ミュージカルクラスの発表会も楽しみです。
皆様も、ミュージカルクラスの生徒さんの生き生きとした発表と共に、アートクラスの舞台美術も是非ご覧ください。
観劇のお申し込みは、トップページから出来ます。
みらい平のアート教室 心の中にあるものを形にする
毎月第1第3水曜日、この日は、小さなアーティストたちが、心待ちにしている日です。
Factory of DreamsのAスタジオ。
東側の壁は一面鏡、そして床は体に優しいTMフロア。
この床は、ダンスやバレエのレッスンのためで、ヒューマンベイシス(リトミック)の小さい子どもたちにも優しい床です。
ダンスをメインに、ヒューマンベイシス(リトミック)、ミュージカルなどのレッスンにも使っています。
そして、アートクラスの日は、広い床一面にブルーシートが敷かれます。
ここで、心置きなく、創作活動が繰り広げられます。
まずは、デッサンから始まります。
順先生は、色んな形や質感を持つものを描かせたいのですが・・・・・
子供たちは、心の中に、沢山の「表現したい!!」があって、
「早く好きなものを創りたい!!」
のです。
デッサンの時間が終わると、自分の好きな素材を使って思いっ切り表現していきます。
誰かがやっていることに触発されたり、自分でも色々と工夫してみたりしながら、それぞれが、自分の表現と向き合うひととき。
すでに、ここは、「教室(教える部屋)」では無く、「アトリエ(創作活動の場)」です。
手法を教えることよりも、心の中に感じたことや表現したいことを形にすることが、この生徒たち、いえ、アーティストたちの夢を育むことなのだろうと、順先生は、手助けや提案や指導は最低限にして、優しい眼差しで見守ります。
生徒たちは、帰宅すると、毎回、
「あ~~~~楽しかった~~~~!!」
そして
「!!時間が足りない!!」
と言うそうです。
こんな場があるって、こんな創作活動が出来るって、そして表現したいものが心の中にあるって、いいなあ~と、ダンスやピアノの先生方もこの「アトリエ」に遊びに来ます。
Factory of Dreamsは、そんな、自由な雰囲気の表現芸術スタジオです。
みらい平のアート教室 幼児クラス始まりました
~心に思い描いた物を形に~
先日からアートクラスの幼児クラスが始まりました。
早速のぞいてみると・・・・・
何だかとても盛り上がっています。
1枚は、好きな色を使って描いた、とってもカラフルな絵。
そして、もう1枚は、ロボットの絵というよりも図ですね。
ちゃんとパーツも書いてあって、しかも、それを立体で作ったところがすごいですね。
「ロボットは何色にしたいの?」と聞くと、「金色」との答えが返ってきました。
どんなロボットに仕上がるのでしょうか。
楽しみですね。
レッスンの終わりには、作品と一緒に写真を撮りました。
Factory of Dreamsのアートクラスを担当している順先生は、
「いいね」「すごいね」と声をかけながら、子どもたちの心の中にあるものを、どんどん引き出していきます。
「形」を教えるのではなく、一緒に作っていく中で、色んな工夫をさせていきます。
レッスンでは、ダイナミックな作品を作ったり、アクリル絵の具で思いっ切り描いたり(広いスタジオならはみ出したりしても大丈夫)、粘土まみれになってこねたり、色んな素材を自由につかってみたり・・・・・・
特に低学年までは、子どもたちの心の中の世界を広げ、心を充たすことに主眼を置いています。
夢中になる時間 ― それは非認知(認知されない=目に見えない)能力を育てるとも言われています。自分の手を使ってのリアルな世界での創作活動は、目に見えない沢山の力を育ててくれるのです。デジタルやバーチャルなものには無い、感触というものだと思うのです。
アートは、手先の感触を育て、心の世界を広げ、空想や想像の世界を形にしてくれます。
年長さんのN君、体験レッスンに来た時は、「1000回来たい」と言ってくれたそうです。
ロボットの仕上がりも楽しみですが、これから、どんなものを想像し、形にしていくのかな。
すごく楽しみな、アートクラスのレッスンです。